【 あさひ石工房 with 『TRip.house』 】

勾玉は縄文の時代から作られており、日本の国宝・三種の神器である「天叢雲剣」「八咫鏡」「八尺瓊勾玉」ですが、剣と鏡は大陸由来であるのに対し、勾玉だけはルーツが日本であることが分かっています。

豊穣、生命、再生の象徴ともされ、現代でも祭事・神事の際に用いる地域も残っていたりと、古来より日本人にとって特別なモチーフであり、神聖なツールでもあったこと伺えます。

【あさひ石工房】の石彫師 『元山 尚人』

兵庫県神戸市在住。

石に関する仕事に50年近く携わり、神社仏閣や市街地の石建造物やモニュメントなどの作品づくりの他、海外での石室調査等も行ってきました。

一級石材技能士の資格所持。

現在は日本の国石でもある翡翠に魅せられ、糸魚川産翡翠原石での勾玉作りを中心とした活動を行っています。

2021年5月15日、ハワイ島に建立された「ハーモニーストーン」も、元山さんの作品です。

翡翠(ヒスイ)について

一般的にヒスイとは「軟玉」と呼ばれるものと「硬玉」の二種類があります。

「硬玉」とはヒスイ輝石という輝石グループの鉱物で、本翡翠とも呼ばれています。

日本は世界最古のヒスイ産地の一つで、縄文時代から様々な形に加工され、祭具や装飾品に使われてきました。「古事記」にもヒスイに関する記述があり、勾玉のと同様、日本人には特別で馴染みの深い石の一つです。

石言葉「繁栄・長寿・幸福・安定」

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